反面先生
こんにちは。反面先生です。
今日は、農業が儲からない理由を紐解いてみようと思います。
農業はなぜ儲からないと言われているのですか?
じゃがいも君
ざっくりと。
農業が儲からない理由はただ一つ。
反面先生
価格を自分で決めることが出来ないから!
です。
農業は、生産した商品の価格を自分で決めることは基本出来ず、市場の需要と供給によって決められます。
なので、生産にかかったコストがいくらであっても、それを価格に乗せることは出来ません。
他産業ではあまり考えられないことですよね。
商品を生産して、売れているのに、赤字になってしまうという事態になることもあるなんて。
そして、農産物は生産して、出来るまでに数か月かかるのに、出荷する段階になって初めて価格がわかるのです。
価格がわかり、出荷するコストを考えると売れば売るほど赤字になることがわかり、出荷を諦めて、廃棄せざる得ない事態になることも少なくありません。
たまに、天候不良などで、農産物の価格が上がり、ものすごく儲かることもあるそうですが、それも稀で、博打みたいなものですよね。
なぜそんなことになってしまうのか。
それは、生鮮食品がゆえに、売れるまで商品の在庫を抱えることが出来ないことにあるのではないかと思います。
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