有機農業は供給過多である

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反面先生
反面先生

今日は、有機農業は供給過多であるという話です。

有機農業は今アツい業界なんじゃないんですか?

じゃがいも君
じゃがいも君

 結論から言いますと、有機農業はすでに供給過多であります。

なぜ、そう言えるのか。

その答えは簡単です。

世の中の経済は、需要と供給のバランスです。

需要が供給を上回れば、売れます。儲かります。

逆に、供給が需要を上回れば、売れません。儲かりません。

今現在、有機農家の多くは儲かっているかどうか。

儲かっていません。

なので、需要より、供給の方が多く、供給過多であると言えます。

 

でも、オーガニックとか、有機食品とか最近よく聞くようになったから、食への関心は高まっているんじゃないの?

じゃがいも君
じゃがいも君
反面先生
反面先生

確かに、消費者の食意識は少しずつ高くなってきて、有機への関心は高くなっています。

 ですが。

新規就農者の約3割が有機農業で就農すること目指し、実際に就農します。

全体の農業者の中で、有機農業を実践している農家の割合は、0.5%であり、極少数です。

0.5%の有機農業の市場の中で、新規就農者の30%が有機農業を始めるということがいかに多いかということがわかります。

逆に消費者の意識の変化を見ていくと。

消費者の食に対する意識は少しずつ上がっているとは思いますが、有機農業者が増えているほどのスピードで上がっていないというのが現実ではないかと思います。

 その証拠が、有機農家が生計を立てることに苦戦しているということでしょうね。

反面先生
反面先生

有機農業は、すでに飽和状態で、激戦区のラーメン屋と同じです。

その心は?

じゃがいも君
じゃがいも君
反面先生
反面先生

後から参入しても、よほどの戦略がなければ、潰れてしまう。
ということです。

 有機農業がテレビなどで注目されて、いいところだけが取り上げられてイメージが良くなっていますが、現実は、そんないい世界ではありません。

 厳しい世界であることを理解し、失敗しないための戦略をしっかりと立てて、有機農業の世界に参入してほしいと思います。

今日の格言

反面先生
反面先生

有機農業で生き残れるのは一部の農家だけ。
生き残れるだけの戦略を考えた上で、新規参入するべき。

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