はじめまして
みなさま。初めまして。
『反面先生』こと、有機農業者のマキノです。
反面先生ってなに?
というのは、私自身の失敗から、学んで欲しいとの思いから、
反面教師で、反面先生と自虐的に名付けました。
私は10数年、有機農業をやってきました。
でも、実は、順調にうまくいっているわけではなくて失敗者です。
これから農業を始めたいと思ってる人、始める予定の人に、自分の経験から失敗した原因を色々と伝えていけたらと思っています。

なかなか見つからない失敗体験
有機農業って、成功者の情報を華々しく取り上げられていて、成功する方法などは、検索するとたくさん出てきます。
でも、失敗した人の情報ってなかなか見つかりませんよね?
なぜ?
そりゃあそうでしょう。誰も、自分の失敗したことなんて、人に言いたい人なんていないですもんね。
もちろん、私も、自分が失敗したことなんて、書きたくはないですが、有機農業の世界の厳しさを知ってもらい、安易に飛び込んで後悔する人が少しでも減ってくれたらいいかなと思って、恥を忍んで書いています。
今までの経緯
有機農業と一言に言っても、栽培方法、販売方法など様々です。
私が取り組んでいた方法は、有機栽培の少量多品目栽培で、野菜をセットにしてネット販売を主にしてました。
はい。よくあるパターンですね。
とりあえず、有機農業といえば、だいたいの人が多品目でいろんな種類の野菜を作り、直売を目指して、野菜をセットにして販売しますよね。
ホームページを作り、販売を開始して、ある程度はお客さんもついて、売上も順調に上がってましたが。
生産と販売を両立することの難しさと、セットにするための多品目栽培がネックとなり、売上が頭打ちになってしまいました。
ネット販売だけでは、売上が足りずに、マルシェ等での販売もしてました。
その他にも、有効な販売方法を模索し、有機系の卸業社への販売や、直売所での販売なども色々とやりました。
結論からいうと、どの販売方法も手間が多くかかってしまい、手数料などの経費を引くとあまり利益にならないということに。
色々と模索した結果、現在は、マルシェでの販売のみ。
もちろん、これだけで生計が成り立つわけではないので、今現在は、兼業農家状態ですね。
専業農家になれていないので、失敗だと思います。